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2020/05/04

★近い未来の家づくり(3) withコロナ時代の家の造り方

 前回までは
「3つのチャンネル」の話をしてきました!
これをかみ砕くと
①自立
②web上のコミュニティー
③現実世界での楽しみ
これをマイホーム計画に落とし込むことを
やっていきます。
今回は①自立編です。
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では、これから建築の具体的落とし込みに入ります。


今回は①on line=自立についてです。
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①自立
簡単にいうと「やりたいことをちゃんとやれる場」をつくることです。
それが「on lineスペース」です。


これは多くの社会人の場合は書斎です。この書斎は子供たちのweb授業の場にもなります。また仕事柄このスペースはいらないという方は自分の趣味の場になります。趣味の場については「自分だけ楽しむ」ではなくって、自分の楽しみをまわりに広めて共有し、同じ考えの人とコミュニティーをつくってさらに楽しむということです。

これが自己実現であり、収益に繋がる場合があります。

趣味→コミュニティー→収益→趣味→・・・

 

 


このループができるように建築に落としこみます。
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それでは具体例にいきます。

 


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個室からwebで繋がる場合、画面背景は重要
そこの家具やインテリアはこだわりポイント!
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ファッションも重要、ラフとフォーマルの間くらいのテレワーク用スタンダードウェアが売り出されると思います。
新たなファッションのベンチマークができる
(各ファッションブランドで個性をだす)
さすがに家でスーツにネクタイでwebと繋がるのは違和感ですね


webでのコミュニティーが活性化される中でセキュリティも重要
(1ヶ所だけでも有線LANを。cat5e,cat6Aなど)
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家族でも情報漏えいが心配な方、またyoutubeなどを自分で配信している人、

子供のプレゼン能力向上のためやらせたい方は壁を軽防音にする
(コストを考えると壁にロックウールくらいで)
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そして忘れがちなのはon lineスペースの見た目
部屋の外観は関係ないと思いがちですが、
自分の気持ちの切り替えをするには、素敵な自分の姿を想像するのが一番!
オシャレなカフェや素敵なオフィスで働きたいと思う気持ちと同じ!
「やる気スイッチ」をインテリアで叶える
続いて、個室をつくるスペースがない!
仕事柄そんなスペースはいらない!という場合、
「やりたいことをやれる場所」だけはつくっておく。
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これは単独スペースではなく、既存スペースとの抱き合わせで考える!
車が好きな人はガレージや半屋外、
靴磨きや工作活動が好きな人はエントランス、
料理が好きな人はキッチンやダイニング
個室はいらないが、スマホじゃなくっていつでもwebにつなぎ作業できる環境が欲しい人は動線上にスペースを計画する などです!
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ガレージは車をとめるところではなく、友達と愉しむ場所
 

 


室内で出来ないけど屋外でやるのは面倒くさい
ならば、室内でも屋外でもない「よくわからない空間」をつくる
いずれ時代が名前を付けてくれる
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限られた空間でも用途自体を再検討する
マンションの玄関土間を広くすることによって
「入口」ではなくなる
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やりたいことによって変化するオンラインスペース
玄関でテレワークしてもいいんじゃない?
そこが自分の「お気に入り」であれば・・・

 

 


「やりたいこと」をアピールする壁
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(写真:新たな趣味を見つける)
心にゆとりがあればネガティブをポジティブに変換できる
わざとこの玄関は目地をいれず、床も壁もモルタル仕上げにしました。
かならずクラックが入ることを願って・・・
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第3フェーズの変わらなければいけない時期(前のnoteを見てね)
家も成長させながら新しい趣味を見つける仕掛けを建築で提案するのもいいかもと思います!
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仕切り壁の多い玄関を開放するだけで使い方は無限大
暮らしの幅は自分で勝手に決めない!
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土間じゃなくてホールでもOKですね

 

 

 

 


固定観念を外そう!
部屋の名前は一旦横に置いておこう!
風呂上りにweb会議参加するとさすがに上司に怒られるかも・・・
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on lineスペースはクライアントの仕事や取り巻く環境によって変化します。
やはり書斎をつくらないといけない方も多くいると思いますが、
少しだけ頭を柔らかくすれば、「自分たちらしい」スペースが確保できます。これが重要!!
人には不自由と思われても自分のお気に入りは愛着がわくものです。
色々な用途で空間を分けるのではなく、色々な用途をカバーできるように設計することが大事!
場所の名前で空間を支配するのではなく、
人の動きで空間を支配するというコトです!


それが脱衣室であったとしてもね

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次はスペースではなくワンポイントのデザインを入れるだけで用途がかわったり、

動線上に立ち止り場所をつくったりする場合です。

 


作業台をつくるだけで用途が増える
料理の配膳はもちろんだけど、趣味のドライフラワーをつくるスペースや
PCで作業するスペースなどインテリアで可能性が変わる

 

 


例えばキッチンに作業台をつくるだけで生活の幅が広がる!
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スペース確保ができない場合は動線の一部に少しだけスペースを取り入れる
そこの快適性を設計する
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階段を上がったホールにスペースをつくる

 


廊下の途中にスペースをつくる


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階段の踊り場にスペースをつくる
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こちらは階段の踊り場をテーブルにしてオンラインスペース
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「踊り場に」と「踊り場を」 この一文字で空間は全然変わりますね。
発想の転換でスペースの造り方はなんとでもなりますよね!
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家具でも対応できます!
4人家族だけど8人掛けテーブルをつくればそこはオンラインスペースにもなるし、来客時の談話スペースにもなります。
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家づくりにはいろいろな制約があります。法律、立地、コストなどさまざまです。そこを知恵を出して解決することが建築家の仕事です。
そのためには住まい手のクライアントに半歩寄り添ってきてほしいです!
そして建築家も半歩寄り添えば、1歩先行くデザインになります。
それが他にはないオリジナルの暮らしを実現し、豊かな暮らしをおくれることだと考えてます。
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それが住む方の「平穏」に繋がります。
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次はweb上のコミュニティー形成のための家で解決できることから話していきます!

 

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