Plus kombucha 【コンブチャ専門店兼醸造所】
コンブチャ専門店の移転計画において、オーナーより今までの店舗販売だけでなく製造卸業として醸造所の役割を持たせた店舗を希望された。
コンブチャの良さを丁寧に伝えていきたいというオーナーの希望に合わせて、醸造機を顧客の見える位置に置き、スタンディングでコンブチャを提供しながら材料および製造方法まで伝えることができる空間とした。
醸造機前の空間は多灯吊り照明とブラック色の床、壁、天井により小宇宙を表現し、様々な種類のコンブチャを飲んだ時の新たな発見と感動を非日常空間により増幅させる計画としている。
また地層のような壁をくり抜いたようにカウンターを造り、そこにアラベスク模様を付加させることで古代文明の洞窟のような印象を与え、来店時のインパクトを演出している。
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【 BEFORE ▸ AFTER 】
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【 BEFORE ▸ AFTER 】
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コンブチャを集中して飲んでもらうために「全集中」エリア
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細かなインテリアディテールもこだわりを見せている
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醸造機を見せることでコンブチャの製造方法や発酵の仕組みを訴求しやすくしている
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天井勾配と入隅のR加工は図面では表すことができない3次元加工である
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カウンターの地層のような仕上げは発酵の原理を表現している。
酢酸発酵であるコンブチャは作物からの発酵であり、良い作物の根源は良い土壌が必要である。この発酵の仕組みから考えるとコンブチャの品質は良い土が重要であるため、長く栄養を蓄えた土の中から生まれたコンブチャというイメージを地層と洞窟のようなくり抜き方で表現している。また洞窟(カウンター内)のこだわりとしては、自然の経過で生まれる洞窟の形状はある意味偶然から生まれるものであるため、カウンター内の天井勾配とR加工壁は2次元のR加工では表現できない3次元の複雑な形状として偶然現場で生まれる形状とした。
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自然物である地層の中でコンブチャを提供し、小宇宙のようなスタンディングスペースでコミュニケーションを取ることでより多くの方へコンブチャの良さを発信するための店舗計画とした。
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「Plus kombucha」
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愛知県名古屋市千種区東山通4-17黒川ビル1階